tag:blogger.com,1999:blog-52348402024-03-05T15:41:28.730+09:00Miwa's bicycle trip around Tibet & India2002年6月から始まった足掛け5年に渡る自転車の旅。チベットを中心に中国・インドなどアジアを駆け巡った愛と感動の下品な記録。過去の旅も含めた完全版をお送りいたします。三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.comBlogger346125tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-42091590564151518362009-04-02T00:06:00.001+09:002009-04-02T00:08:04.993+09:00大阪に引っ越しました皆さんこんにちは。ご無沙汰しております。 この4月から大阪で働くこととなり、先日こちらに引っ越してまいりました。今は大阪府の北部、茨木市というところにいます。 思い起こせば一年とちょっと前までは、ニート生活を満喫し6年近くもブラブラしていたのにもかかわらず、ヒョンなことから東京の某研究所でこの一年働いていました。しかし今回縁あって今度は大阪大学の某研究室で研究員として勤務することになってしまいました。自分で言うのもなんですが、たいした出世振りだと思います。このペースで行けば5年後には東大学長にもなれるような気がしてきました。 ・・・って冗談はさておき、大阪大学での最大の目的はおちゃらけテニスサークルに入って女子大生と合コンすることです。大阪にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。お待ちしております。 では!三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-18336541137905587082008-12-01T22:18:00.015+09:002009-08-18T19:28:16.054+09:00「50人のチベット」展 終了報告6月より4箇所で巡回してきました「50人のチベット」展、11月15~23日の東村山展を持ちまして無事終了となりました。この間ご来場くださった多くの皆様、どうもありがとうございました。四会場の合計で約1200名の方に我々の作品をご覧になっていただくことができました。会場で、あるいはWEB上でいただいたご意見を参考に、またいつか別の企画を催して、再び皆様にお目にかかりたいと思っております。その際はどうぞよろしくお願い致します!以下にラストの東村山展での様子を紹介します。==============東村山駅前のカレー屋「MARU」の2階ギャラリーにて展示されました。会場はちゃぶ台の似合う落ち着いた和室です。写真の展示以外に連日様々なサブイベント行いました。これはチベット文字の書き方教室。竹ペンと墨を使って書きます。幸福の赤いヒモを使ったチベット伝統的なヒモ細工教室。なかなかうまく結べなくて三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-76180507216835570652008-11-05T23:10:00.018+09:002009-08-18T19:28:56.472+09:00最終展示!「50人のチベット」展 in 東村山「MARU」また懲りずにトーク&スライドショーやります。東京・狛江、長野・善光寺、ヒマラヤ国際映画祭で反響を呼んだ「50人のチベット」展、いよいよ最終展示です!「チベットのことを一人でも多くの人に知ってもらいたい」そんな想いのこもった写真・絵画の数々。これまで多くの方から好評をいただきましたが、今回をもってこれらの作品の巡回展示は終了することになりました。最後は美味しいカレー屋さんにあるギャラリーでの展示です。様々なサブイベントともに皆様のお越しをお待ちしております!ぜひお見逃しのなきよう!!22日のスペシャルイベント、予約締め切りました!!満員御礼です!ありがとうございました!!==========================『50人のチベット』展 --チベットって、知っていますか?-- 【テーマ】 「チベット」という言葉がこんなに語られる時はないのかもしれません。 けれどもチベットのこと三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-10481861962021149172008-10-23T19:35:00.004+09:002009-08-18T19:29:18.719+09:00「50人のチベット」展 in ヒマラヤ国際映画祭2008東京・狛江、長野・善光寺で反響を呼んだ「50人のチベット」展が再び東京に帰ってきました! 今度は「ヒマラヤ国際映画祭TOKYO2008」とコラボレーション! 「チベット大好き」の会がこれまで一貫して掲げてきた「チベットをもっと知ってほしい」という願いを、更に多くの方々に知ってもらえるのでは? ジャーナリストや作家の映像作品と、私たちの切り取ったチベットの一瞬とが補い合って、見る方の印象をより鮮明なもの、深いものに高められるのでは? こうした期待をこめて、「50人のチベット」展作品を映画祭会場内に併設展示します。 世界の屋根を映す数々の映画とともにお楽しみ下さい!! ========================== 『50人のチベット』展 --チベットって、知っていますか?-- 【テーマ】 「チベット」という言葉がこんなに語られる時はないのかもしれません。 けれどもチベットのことを三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-53412597237298581072008-10-21T20:43:00.015+09:002009-08-18T19:29:38.848+09:00「Song of Tibet」 満員御礼!! (ウラ話編)去る9月30日、東京町田市の「町田市民フォーラム」にてチベットコンサート「Song of Tibet(ソング オブ チベット) --チベットって知っていますか?--」が行なわれました。外はあいにくの空模様でしたが、188席のホール内は立ち見も出るほどの大盛況。チベットフリーダムシンガーのテチュンさんと、うた旅行家の川辺ゆかさん、二人の逞しく美しい歌声が響き渡り、我々を癒してくれました。お客さんも立ち上がって一緒に手拍子したり、合唱したりと会場の全員が一体となれる素晴らしいコンサートになりました。・・・・とまあ一件落着になったのだけど、これをやることに決めたのは開催のわずか3週間前。全くゼロの状態から手探りで始めたものの、気づいてみれば開催日は平日、しかも月末、しかも上半期末、という最悪の日程。おまけに会場は都心からは遠い(と感じる、いや事実か・・・)町田。こりゃ赤字でスタッフが自腹を切る三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-25602405326844241352008-09-15T13:08:00.006+09:002009-08-18T19:30:07.768+09:00チベットコンサートムフフネタを続けるはずだったが、原稿作りに戸惑っている間に次のイベントの告知をしなくちゃならなくなっちゃった!!東京狛江と長野善光寺で『50人のチベット』展を開催した「チベット大好き」の会が、「まちだ大福帳」と協力して町田でチベットコンサートを開くことになりました!心に沁みるチベットの歌声をどうぞお楽しみ下さい!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Song of TIBET (ソング オブ チベット) --チベットって、知っていますか?--【テーマ】チベット、遠い遥かな地と思われる方もいるでしょう。チベット、あの暴動と言われた抗議行動を思い出す方もいるでしょう。 今、この時も自然とともにチベットの大地で暮らす人々がいます。時には泣き、笑い、喜び、そして利他の心を持ち祈りながら。 そのチベットから長い旅を経て、テチュンがやって来ました。彼は、私たちにチベットの風を奏でて三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-76272276131325828602008-08-21T01:18:00.004+09:002008-08-21T01:36:41.160+09:00反省だけならサルでもできる東京から電車で3時間くらいのひなびた温泉街にてのお話。そこには無料の公衆露天風呂があった。一日の疲れを落とそうとどっぷり肩まで浸かる。フ~!極楽!!他には地元のオッチャンらも大勢浸かっているのだが、フト見ると人口密度の高い一角があり、何やら妙に肌の白い人を囲んでワイワイ盛り上がっている。しかし私は自分の伸ばした手の先すらはっきり見えないほどのド近眼であるため、そこの中心が何者なのかよく分らない。仕方ないので顔洗う振りしてヤブニラミしてみたり、さり気なく横移動して近付いてみたりするうちわかった。なんとシワクチャバーサンではない、白い餅肌の(バーサンに比べれば)若い女性が入り込んでいるではないか!(ここは混浴ではない)しかもどうやら今晩のお客を求めての営業活動中らしい。瞬時に、これは見なきゃ損だ!と思ったが、はっきり見ようと思ったらオッチャンの輪の更に中まで入り込まねばならないので泣く泣く諦三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-32061049418545835302008-08-01T23:51:00.013+09:002009-08-18T19:30:44.265+09:00善光寺展のご報告7月25・26日の長野・善光寺展、無事に終了いたしました。初日入場者は約70人(今回はカウンターがなかったので推定)、二日目は130人ほど。あわせて約200人の入場者を数えました。前回の狛江展の530人に比べれば少ないですが、その時は告知を見て来てくれた人がほとんどだったわけですが、今回は善光寺参りしたらタマタマやっていた展示に入って来てくれた人が大半のはずです。「チベットを知らない人に知ってもらいたい」我々の本来の目的を考えれば、この数字は決して少ないわけではありません。小さな力も集まれば大きな力になることを信じて頑張ろうと思います。--------------------善光寺大本願が今回の会場です。和室大広間をグルリ囲むように展示しました。善光寺観光ついでに入場された方が多かったです。チベットグッズ紹介コーナーは前回よりもパワーアップしました。図書コーナーではお茶を飲みながら三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-59557420362492615702008-07-14T23:30:00.009+09:002008-11-07T14:44:17.628+09:00再び登場!!『50人のチベット』展 in 長野・善光寺6月7・8日に東京狛江で好評をいただきました『50人のチベット』展、今度は長野・善光寺で開催されます!この前は見逃してしまった方、今度は見逃しちゃダメですよ~。前回「裏のメインイベント」と言われたチャリダー茶館ももちろん復活!しかも今度は丸2日間だ!!【日時】7月25日(金) 6:00~15:307月26日(土) 6:00~15:30【場所】長野・善光寺 大本願寿光殿2F 【展示内容】○写真・絵画展 (両日とも終日 2F大広間にて)○「いのちのうた川辺ゆかミニコンサート」 (26日13:00~13:30 2F大広間にて)○梅野泉 詩の朗読 (26日13:30頃~ 2F大広間にて)○チベット民話紙芝居「王様になった雨乞い師」 松田みちえ○お話会「遊牧民と暮らして」 松田みちえ○「チベット横断チャリダーと旅を語ろう茶館」 三輪一元 (以上3点 両日とも終日 2F展覧会会場隣の部屋に三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-22722777876844047282008-06-15T00:45:00.011+09:002009-08-18T19:31:06.760+09:00狛江6耐7日(土)のサブイベントで「チベット横断チャリダーと旅を語ろう茶館」という6時間ブッ通しで(途中30分だけ休憩)話し続ける催しをやったんだけど、実はこれ元々は「日曜は映画とかイベントあるけど土曜はなんもないから何かやれ」と言われて思いついた時間つぶしのテキトー企画だったのです。どうせ来るのは私の友人くらいだろうから10人くらい入れる部屋があれば十分で、話す内容も得意の下ネタ・ウンコネタ・下品ネタオンパレードで埋め尽くし、あとは旅仲間とかと写真を見ながら「あん時はあーだったよねー」とか旅先のドミトリーでダベっているような感じで和気あいあいとやろうと思っていました。しかしそれが新聞に紹介されてしまったことで、どうもそうはいかなくなりそうになってしまいました。「この人が旅の話をします」みたいに書かれてしまったので、電話で「このお話会には予約は要るのですか?」なんて聞いてくる人まで出てきて…。三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-89123945577409284022008-06-12T22:21:00.015+09:002009-08-18T19:31:31.351+09:00『50人のチベット』展6月7日・8日、東京狛江市の泉の森会館にて『50人のチベット』展がひらかれました。心配だった天気もくずれることなく、最後まで人波は途切れることなく、用意された様々なイベントも無事にこなすことができ、最終的には522人という多数の来場者を数えることとなりました。ハコのサイズと住宅地というロケーションからして大成功と言っていいのではないでしょうか。しかし我々の目的は「展覧会を成功させること」ではありません。本当の目的はもっとずっとずっと先にあります。それが叶うのはいつのことになるのか、それはわかりません。でもそれまではもう少し頑張ってみようと思っています。この展覧会はこのあと7/26・27、長野の善光寺へ巡回します。================「泉の森会館」閑静な住宅街の中にある小さなギャラリーです。会場中央には祭壇が設けられました。そこでの追悼法要から会はスタートしました。たくさんの三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-26075532054038129972008-05-18T08:23:00.012+09:002009-08-18T19:32:04.309+09:00「50人のチベット」展に来てください!のお願いやっと展覧会の骨子が出来上がりました。ご家族・ご友人お誘い合せの上、ぜひ足を運んでいただけましたら嬉しく思います。 なお多くの方にこのイベントについて知っていただきたいので、この文章をそのまま転送したりブログなどに貼り付けて宣伝して下されば幸いです。 更になお、サブイベントの中にある「チベット横断チャリダー」とは何を隠そう不肖この私めにございます。 更に更になお、入場無料だからと喜んで行ってみたら、クソ高い壺を買わされたとか、わけの分らん宗教に勧誘されたとかは決して無いので安心して来て下さい。 会場でお会いできることを楽しみにしております。よろしくお願い致します。 ================================= 『50人のチベット』展 --チベットって、知っていますか?-- 【テーマ】「チベット」という言葉がこんなに語られる時はないのかもしれません。けれどもチベット三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-8597127812307902242008-04-03T21:15:00.002+09:002008-04-03T21:29:12.135+09:00ネットにも載らない、本当にチベット・中国であった怖い話去年北京で居候させてもらっていた中国の友人、張くん(仮名)からメールが届いた。しかしそれはいつもの彼のアドレスではなく、サブのアドレスから送信されていた。当時彼の家には私の他にフランス人ピエール(仮名)も泊っていて、夜な夜な三人で語り明かしたものだ(三人とも世界を駆けるサイクリストだ)。しかしそのメールにはピエール(仮名)がチベットで逮捕され国外へ強制追放されたらしい、と書かれていた。彼は道なき道を行くのが好きな完全Mタイプの男なので、おそらく今回のチベット騒動を全く知らぬままどこかの町へたどり着いたところ拘束されてしまったのではないかと思われる。その彼の荷物から大量のダライラマの写真が見つかってしまった。実はそれらは以前私が「チベットへ行くならラマの写真が何よりの贈り物になる」と助言したために、張くん(仮名)がこっそりプリントし彼に持たせた物だったのだ。コイツは怪しい、とにらんだ中国三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-49883133722653413932008-03-31T19:42:00.003+09:002009-08-18T19:32:37.640+09:00一人でもデモ・・・と何だか偉そうなことを書いてしまったが(前項参照)、実は先週の六本木デモに関しては、集会には参加したものの肝心のデモ行進には野暮用があって参加できなかった。その日の夕方から職場の慰労会が熱海で行なわれるので、それに向かわねばならなかったのだ。チベットの人々が命を賭けて自由を求め、それに呼応する多くの人たちが世界中で立ち上がっているというのに、自分はアッサリとタダ風呂・タダ飯・タダ酒の軍門に下ってしまった。それを大いに恥じた私は、デモの離脱後もせめてもの想いを込めて「チベットに自由を!」と書かれたポスターを掲げたまま熱海へ向かった。地下鉄日比谷線・JR山手線・新幹線、そして翌日も調子に乗って箱根の名所各地で一人デモを敢行した。ほとんどの人は全く無視するか、チラリと目を向ける程度。混んでいる電車内、なぜか私の横の席に誰も座ろうとしなかったり、と恥ずかしい気持ちも味わってしまったのだが、三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-24954937772682850172008-02-23T11:57:00.001+09:002008-02-23T12:22:19.116+09:00靴インド庶民の多くは靴をはかない。裸足かビーサンである。そういう人の足の指は見事にまっすぐだ。ヒンディー語の辞書に「外反母趾」の文字はないとみた。以前砂漠の民で今まで靴・サンダルのたぐいを履いたことがない、という人に会った。その人の足の裏は見事に角質化していた。いや、それを通り越して岩のように固まっていた。足自体が靴と化していた。今まで色んなすごい人を見てきた。山のような荷物をボロ自転車で運ぶ中国人、希薄な空気の中を元気に走り回るチベット人、ボロビーサンで荷揚げするネパール人ポーター、歯でビンのふたを開けるエジプト人(←これは違うか)。そういう人らに比べ、自分を含め「先進国」といわれる国の人々の何と貧弱なことか。何をもってして「先進」なのか?「先進」どころか人間としては「退化」しきってしまっている。これではいかん、と修行のため裸足で買い物に出てみた。角を曲がったところで牛のウンコを踏んでし三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-47051826465130797142008-02-16T13:54:00.001+09:002008-02-16T13:54:42.068+09:00外国人宿泊事情中国のとある小さな町でのこと。いつも通り10元(150円)の安宿にチェックイン。中国では外国人が泊まっていい宿(高級)とそうでない宿(低級)が決まっていることが多く、いつも安宿に泊まろうとするときには事前に外国人であることを告げ、泊まっていいかどうか確認しておく。多くは「没問題!」と歓迎してもらえるのだが・・・。スヤスヤ眠りについた夜中1時、突然ドンドンとノックの音。ビックリして扉を開けるとオーナーが申し訳なさそうな顔して「外国人はこの宿には泊まれず『安全な』別の宿に移動せねばならない、と公安から命令されました」という。だから確認しておいたのに!とオーナーを責めるわけにはいかない。私が訪れるような普段外国人が来ないような町の宿では、そういったルールがあることすら知らない人が多く、夜に宿泊者名簿を公安に届けた時点で指摘され初めて知る、ということが結構あるのだ。しぶしぶついてゆくとそこは三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-81129774955651503432008-02-13T17:59:00.000+09:002008-02-13T17:59:32.189+09:00動物愛護協会「食は広州にあり」といわれるだけあって、ここの食文化はすごい。市場に行くと、牛・豚・鳥にとどまらず、犬・猫・カエル・蛇・さそり・ムカデ・ヒトデなどなど昔ゴム製のびっくりおもちゃでしか見たことないようなのが食材として売られている。オバちゃんが洗面器の中でウジョウジョうごめくサソリを一匹一匹つまみ出して活きのいいのを選んでいたりする。レッサーパンダみたいなのとかも小さなオリに入れられて売っていて、そんじょそこらの動物園なんかよりよっぽど品数豊富である。きっと裏ではジャイアントパンダも高額で取引されているとみた。中国人の食に対する執念を感じる。食材となる犬や猫は狭いオリの中にギュウ詰めにされ、自らの運命を悟っているのかグダリと元気がない。しかしその食材店の横にはなんとペットショップがあって、そちらでは毛並みツヤツヤのワンちゃんが一匹ずつきれいなオリに入れられたりしていて。人間様以上に畜生の世界三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-4490506368165364112008-02-12T19:10:00.000+09:002008-02-12T19:47:29.196+09:00チベットの空チベットで遊牧民のテントに泊まらせてもらったときのこと。朝早く起きて乳絞りをしたあとは放牧に出る。私もお手伝い(といってもただついていっただけ)。草地に放ったあとは草原でゴロリお昼寝。雨季の後の草原は青々とした草が芽吹き、空は抜けるような青空、ポカリと白い雲が浮かんでいる。うーん、こんな所で横になって流れる雲を見るのが夢だったのだ!で、ゴロリ。・・・・ウ・・・・アレ・・・・ジリジリ・・・・暑い、いや、熱い!日差しが強烈すぎてとても空など見ていられない!昼寝するにも顔を服で覆わねば!そして流れる雲が太陽にさしかかる。・・・・ウ・・・・アレ・・・・寒い!日が隠れたとたんモーレツに寒くなる。とてもTシャツ短パンじゃいられないので着込む。雲が取れる・・・・熱い!なかなかじっとしていられないのだ。その点遊牧民の民族服はやはり地元の気候に合った作りになっているようで、露出しているのは顔と手の先だけ。三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-35998018218660627002008-02-09T19:59:00.000+09:002008-02-09T19:52:55.692+09:00夢之丞七変化●実験の目的 チベットを安全かつ快適に不法旅行するためには中国人と思われる事が重要である。しかし同じ東洋人顔なのになぜか日本人とばれてしまうことが多い。その境界を探る。●実験方法 様々な格好で町を通り抜ける。「ハロー!」と英語で声かけられる割合を集計する。なお対象は登下校中の小学生である。●結果 1.Tシャツ短パン姿で荷物満載の自転車に乗る・・・100% 2.赤レインウェア(上)、短パン姿で空荷の自転車に乗る・・・90% 3.赤レインウェア(上)、短パン姿で歩く・・・80% 4.Tシャツジーンズ姿で空荷の自転車に乗る・・・20% 5.長袖ジーンズ姿で空荷の自転車に乗る・・・5% 6.借りた中国製地味ジャケット、ズボン姿で歩く・・・0%●結論 以上の結果より決め手は派手な原色のウェアと季節はずれの短パンにあるといえる。自転車に関しては野良仕事に出かけるオッサンがマウンテンに乗っている(もち三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-82112899038416379292008-02-07T08:46:00.000+09:002008-02-08T08:54:03.019+09:00垢太郎チベット高原を横断しラサに到着して宿に入ってからまずした事は、40日ぶりに体を洗った事。垢すりタオルに石鹸をつけてゴシゴシゴシ。黒い垢が止めども無く出てきて排水溝が詰まりそうになるくらい。うーん、サッパリ!その晩・・・。寝る前に肌を見てビックリ!今までしっとりツヤツヤしていた肌が、急にガサガサになり白い粉をふいてしまっている!チベット人(特に田舎)は一生に3回しか体を洗わないとも言われる。生まれたとき・結婚したとき・死んだとき。徳を落とす、という理由でそれ以外にはまず体を洗わないが、これはやはり風土・気候に合った生活の知恵なのだろう。強烈な紫外線と乾燥から肌を守るためには、バター茶をタップリ飲んで脂質を補充し、垢まみれになって皮膚の乾燥を防ぐ。乾燥してるからそんなに臭くならないし、周りがみんなそんなだから自分さえ気にしなければ他に気にする人もいない。その垢は落としてはいけない大切な防護服三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-11899266316518199292008-02-06T11:37:00.000+09:002008-02-06T11:51:50.528+09:00高地順応初の4000m峠越えの時のこと。そこは50km移動する間に一気に2400m標高が上がる行程。さすがに一日で登ってしまうのは危険だと思い、のんびり2~3日かけて体を慣らしながら行くつもりだった。しかし動き始めたら体がとても軽く、気がつけば既に4200mの峠手前まで来てしまっている。肉体的疲労や多少の息苦しさはあるものの、高山病でよく言われる頭痛・吐き気等は全くなく快調そのもの。夕方になりちょうど道路工事の人からお声がかかりそのままそこの峠で泊まる事にしてしまった。翌朝・・・。ズキズキ酷い頭痛で目が覚めた。気分が悪く食欲もわいてこない。これが世に言う高山病ってやつか!やはり一日で一気に登ってしまったのは無茶だったか。こういうときは何よりもまず下界に向かうことだ。おっちゃんたちに礼を言ってフラフラと峠を下り3000mまで高度を下げた。しか~し!一体どうしたことだろう、症状は一向に改善せず。三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-30719295200320167882008-02-05T18:29:00.000+09:002008-02-05T18:27:31.539+09:00喰道楽巷では餃子に農薬が含まれていたというエキサイティングな話題で持ちきりだが、去年末には中国国内で一つの即席麺を食った児童4人が泡吹いて即死というファンタスティックな事件があった(中国国内ではニュースでやっていたけど日本ではどうかな?)ばかりなので「まあ当然かな~」と別段驚きもせず。中国といえば肉マンにダンボールを混入するというエキセントリックなネタも提供してくれたが、あの時も「それくらいだったらみんなやってるだろうな~」と思った程度。逆にインタビューされた近所の人が「いやー、今朝もそれ食べたけど全然気付かなかったな~」と言っているのを見て「さすがは中国人!ダンボールさえもそんなにうまく料理できるのか!」と感心してしまった。次は何をやらかしてくれるのか楽しみでしょうがない。三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-37985840828392053062008-02-04T15:54:00.002+09:002008-10-21T20:43:40.148+09:00進むべき道インドで入院中、司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読みました。いやー、すごい人たちがいたもんですね。感激しました。竜馬の生き様は私の今度の人生の指針となりました。まず帰国後、私と同じく旅中に肝炎を病んだ同志を見つけ出し、フォークグループ「肝炎隊」を結成。デビュー曲「肝に捧げるバラード」をひっさげ芸能界に殴り込みをかけます。♪今も聞こえるあの点滴の音・・♪その後ドラマ「3年B組肝八先生」に主演、若者に肝炎のつらさを説きます。CD出たら買ってね!!三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-57369816889387326752008-02-04T15:48:00.001+09:002008-10-21T20:43:27.588+09:00インドの医者当然インドでも医者はエリートです。我が主治医もそれはそれは立派な紳士でした。しかし、やはり正体はエロオヤジでした。回診での会話医者:何か必要なものはあるかね?私:そうですねー、ジキジキが欲しいです。医者:それならこのナースを使いたまえ。1時間貸そう。私:しかし点滴しながらのジキジキは無理です。外してください。医者:外すと君は死ぬよ。生きるのとジキジキと両方とろうなんて虫がよすぎる。どちらか選びたまえ。私:ではジキジキをとります。医者:さすが見上げた男だ!2時間に延長してやろう。ナースの軽蔑の眼差しが印象的でした。またある時・・・。医者:やあ元気かね?私:はい元気です。この時私はベッドの上にあぐらをかいて座っていたのだが、パンツの端から自家製ロッテアーモンドビッグバーが先生に挨拶したくちょっと顔を出していた。それを見た先生が・・・。医者:うむ、確かに君のロッテアーモンドビッグバーは元気三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5234840.post-7019648735248804852008-02-04T15:43:00.001+09:002008-10-21T20:43:10.721+09:00インドの病院「インドの病院」、こう聞くと、野戦病院みたいなところでムシロに寝かせられた患者がたいした治療も受けられずバタバタ死んでゆき、薬は赤チン、注射器は使いまわし・・・などと想像してしまうかもしれません。しかし下の方にはそういうのがあるのかもしれませんが上の方はスゴイです。世界一流水準です。私の入ったところは大病院ではなく私立の町医者でしたが、充分快適なサービスが受けられ満足してました。看護婦さんは揃いの白いサリー。でもやっぱり看護婦さんの中にもカースト制度が存在しているようで、医師助手・食事・部屋掃除(床より上)・部屋掃除(床)・トイレ掃除の係はそれぞれ厳格に決まっていて、掃除係の人に「水ください」と頼んでも「それ私の仕事じゃない」とむげなく断られてしまいました。入院中で困ったのはトイレ。トイレは普通のしゃがみ式インドトイレでしたが、点滴したままトイレに行ってしゃがむと下まで管が届かず片手を挙三輪一元http://www.blogger.com/profile/01942248377790379020noreply@blogger.com0