ここ最近でチベットに関する本をいくつか読みました。
1.「ダライラマ自伝」ダライラマ
2.「チベット旅行記」河口慧海
3.「セブンイヤーズインチベット」ハインリヒハラー
4.「秘境西域8年の潜行」西川一三
5.「チベット旅の百日」李奈
1.は言わずと知れたチベットの最高権威・観音菩薩の化身による自伝、
2.3.4.は50年前以前のチベット鎖国時代に密入国した人の話、
5.は中国人によるチベット旅行記
で、どれも興味深い話がずらり。
面白かったのは2.3.4.が皆口を揃えたように
「チベット人は想像を絶するほど不潔、汚い、衛生観念がない」
と、一度ならず何度も何度も言っていること。
私が見た現在でも、田舎の方に行けばとても黄色人種とは思えぬほど真っ黒な顔の人がいてびっくりします(日焼けの黒さではない)。
また私独自の調査で、
「チベット人はクソした後、拭きも洗いもしてないのでは?」
と密かに思っていたのですが、これについてもやはり3人ともが指摘していて私の推測が正しかったことを証明してくれました。
5.に登場するチベット人は皆
「1951年に中国がチベットを『平和的開放』してくれたおかげで生活向上し今はこんなに幸せな生活を送っています。毛沢東万歳!」
と口々に言っており、プロパガンダの香りがおもいっきり漂っていて苦笑させられてしまいます。
2004年10月19日火曜日
読書週間