物心つき始めた頃、テレビなんかを見て、どうやらこの世には自分らとは異なる顔つきや異なる肌の色の人間がいることを知る。
肌の白い人=「アメリカ人」
肌の黒い人=「クロンボ」
自分らと似てるけど違う言葉を話す人=「ジャッキーチェン」
このあたりはインドの子供も同様に分類するようだが、日本人と決定的に違うのは、肌の白い人を見ると「イングリージェ(イギリス人)」と言うことだ。
長い植民地支配の影響だろうか。
以下はとある本で読んだ話なのだが、200年ほど前までは人類学者による人種分類法は
1.白人
2.黒人
3.黄色人種
4.野蛮人(!)
5.化け物(!!)
と大真面目に考えられていたそうである。
イエティよ永遠なれ。
2005年3月9日水曜日
人種
牛角
先日ガンガー沿いのメインガート(ダシャシュワメード)で爆発事故があってインド人数名が死亡、外国人を含む数十名が怪我で病院に運ばれた。
そこはバラナシに来た人が、インド人外国人問わず間違いなく訪れる最重要ポイントなので、この程度の被害で済んだのが不思議なくらい。
警察の発表ではチャイ屋のガスボンベの爆発、となっているけど、そのあまりの破壊ぶりに爆弾テロの噂もある。
ニュースや新聞には白目をむいて倒れている死体とか飛び散った肉片とかがバンバン映りまくっていてマニアが見たら大喜びしそう。
わたしも久し振りに焼き肉が食べたくなりました。
追記
後日、バラナシのメイン寺(ビシュワナート・ゴールデンテンプル)近くはじめ計3個所で爆弾が発見された(不発)。
それとは別件で警官同士が大喧嘩をして5人死亡(←勝手に死ね)。
今日も何か起こりそうな予感のするステキな街、バラナシ。
おふくろの味
インドの雑貨屋の店頭には壷に入った多種の飴が並んでいて、多くは普通の甘い味なんだけど、中には「ソルト・チリ味」の飴がある。
これはその名の通りのヒリヒリ辛い味の飴なのだ。
一見普通の飴と変わらないので、知らずに大量に買い込んでしまってサクマのドロップ缶からハッカ味のが出てきた時の100倍悲しい気持ちになった。
まったくこんなのを作るなんてインド人の味覚は信じ難い!と思ったが、フト考えてみれば日本にも「塩コンブ飴」がある。
もし外国人が知らずに口にしたらきっとブッたまげるだろうなあ。
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