ラサから北京へは2006年に開通したあのチベット鉄道に乗っての移動。
超期待していたのだが結果は・・・、うーん、いまいち。
理由は明瞭。
暖かい車内にいて、その車窓から見る部分的に切り取られた風景というのは、まるで家でテレビでも見ているようなもので、既に幾度もあの大地を自転車で走り、フルパノラマの風景をこの目で見、寒さをこの肌で感じたことのある者にとってはすべてが物足らなく感じて当然なのだ。
未だチベットに行ったことの無い人が初めてラサに向かうときに乗ると本当に楽しめると思う。
実際他の乗客らも、もうこの風景には見飽きたか寝てる人ばかり。
この列車の売りの一つは、高地を走るため飛行機のように車内を与圧する装置がついていることだ。
密閉されているので全面禁煙のはずなのだが、なんと車掌が窓を開けてタバコを吸っていた・・・。
外の方が気圧が低いため煙は自動的に外へ流れていくので理にかなっているといえばかなっているのだが・・・。
2007年12月29日土曜日
チベット鉄道