2008年6月15日日曜日

狛江6耐


7日(土)のサブイベントで「チベット横断チャリダーと旅を語ろう茶館」という6時間ブッ通しで(途中30分だけ休憩)話し続ける催しをやったんだけど、実はこれ元々は「日曜は映画とかイベントあるけど土曜はなんもないから何かやれ」と言われて思いついた時間つぶしのテキトー企画だったのです。

どうせ来るのは私の友人くらいだろうから10人くらい入れる部屋があれば十分で、話す内容も得意の下ネタ・ウンコネタ・下品ネタオンパレードで埋め尽くし、あとは旅仲間とかと写真を見ながら「あん時はあーだったよねー」とか旅先のドミトリーでダベっているような感じで和気あいあいとやろうと思っていました。

しかしそれが新聞に紹介されてしまったことで、どうもそうはいかなくなりそうになってしまいました。
「この人が旅の話をします」みたいに書かれてしまったので、電話で「このお話会には予約は要るのですか?」なんて聞いてくる人まで出てきて…。

こりゃ「中国で売春宿に泊ったときにさー」なんてやろうものなら、ドンビキされた上に元PTA役員の成城おばちゃんとかが「キー!ハレンチざます!!セクハラざます!!猥褻物陳列罪ざます!!教育委員会に訴えるざます!!!」なんて言われてしまう可能性まで出てきてしまいました。

実際オープンした12時に部屋にいたのはほとんどが知らない人ばかりで、華々しくトップを飾る予定だったトルコでウンコを漏らした話は封印し、普通に自転車旅について話し始めることにしました。

これは以前高校生相手に講演したときの資料をそのまま使ったもので、感心はされてもウケは取れないという、自分としては大変不満の残る内容なのだが致し方ないところです。

しかし後半に入り、だんだんタガも外れ制御も利かなくなってきたところで、満を持してパキのおかしらネタ「そこのけそこのけ自動小銃が通る その1 その2 その3」参照)を出してみたところこれが大変ウケて余は満足じゃ。

結局6時間話して最後が便所の話だったというのも、何とも自分の旅らしくて余は満足じゃ。

しかし最も私のお気に入りの、下ネタのようで実は中国の実情を鋭くえぐった硬派な社会派ネタである中国売春宿ネタ(「人間の証明」参照)を話すのを忘れてしまった。
大失敗。

ちなみにこのお話会のために300ほどの旅ネタを用意して臨んだのだけど、結局100も話さないうちに時間になってしまった。
こんなにも話すことがあるのかと、我ながら結構すごいと思った。
自画自賛ですみません。