2003年4月25日金曜日

脱プン!その1

よわい30の男が公共の目に触れるこの場でこんなことを堂々と発表するのも情けないが、今回の旅中で既に8回ウンコをもらしている。
そのうち4回は下痢をしていて屁をしようとしたら実まで出ちゃった、というパターンであり、それならこれを読んでる読者諸氏も
「その経験なら僕も私もあるあるあるある・・・」
と100人に聞きました的うなずきをしてしまうところであろう。

しかし私にとってはもはやそれごときクソもらしは話題にすべき程の事ではない。
ここで取り上げたいのは更にその上を行く
「究極の下痢状態におけるクソもらし」
である。

「普通の下痢」と「究極の下痢」の境目をどこに置くかに統一的見解はなく研究者によりまちまちであるが三輪式分類法によるところはこうである。

チベットの田舎の民家ではトイレは灰捨て場も兼ねている場合が多い。
究極の下痢状態でこの灰捨て場で脱プンすると固形物が無いためすべて浸透してしまい、跡に残るは染みのみとなる。
こういう状態を「究極の下痢」と称す。

さて、究極の下痢状態に陥った時に最も恐れるべき事態は「屁をしようとしたら出ちゃった」ではなく「何もしてないのに勝手に出ちゃった」的クソもらしをしてしまうことにある。
その体験をお話してゆくことにしよう。