2004年7月25日日曜日

インド人とカイラス山

カイラス山は仏教・ボン教のチベット系宗教の聖地である以外に、ヒンズー教・ジャイナ教のインド・ネパール系宗教の聖地でもある。
よってカイラスに行くと、見慣れたモンゴロイドに混じって大勢のインド人・ネパール人巡礼ツアー客が来ている。
突然あの濃ーーい顔が多数出現するもんだから、それだけでマクー空間に引きずり込まれたような感じがする。

外国に来れるようなインド人だから当然彼らは金持ち。
インド人の金持ちと言えば、タイコ腹のおとっつぁん+サリーからブヨブヨ肉のはみ出たおっかさん+英語スクールに通う生意気なガキ、の3点セットに決まっているのだがやっぱりここでもそうだった。

で、もちろん彼らもコルラ(山を一周)する。
しかし「金持ち汗かかず」とインドの格言にある通り彼らは歩かないのである!(歩く人もいるけど)
行ける所までジープで行き、後は馬に乗り、荷物はポーターが運び、また車が来れる所で拾ってもらって帰る。
ズルイ!

さてここで問題です。
彼らの夕食メニューは何だったでしょう?
3、2、1、ピンポン!ピンポン!
その通り、カレーです。
香辛料はわざわざインドから運んだんだってさ。