新蔵公路は現在道路拡張工事の真っ最中。
そこを通るとき、ただでさえ厳しい道が、川の中を通らされたり掘り下げられた沼の中を通らされたりと苦難を極める。
しかし悪いことばかりではない。
そこでは工事に従事する人々の住むテントがある。
食事どきにそこを通ると、大抵「飯食ってけよ!」と声がかかるのだ。
行けばブッカケご飯ドンブリ超大盛り3杯。
ありがたく頂き出発すると、またすぐ隣のテントからも誘いの声が。
もちろん断ってもいいんだけど、この先もしかしたら食事できるような所が無くなるかも・・・の恐れからまたゴチになってしまう。
こんな調子で一日8食なんて日もあった。
空腹に悩まされることは想定していたが、まさか胃拡張で苦しむことになるなんて・・・
うれしい誤算。
(写真:出稼ぎ農民たち)
2004年7月24日土曜日
NOと言えないニッポン