2003年9月12日金曜日

人口爆発大国PART2

ご存知の通り現在中国では一人っ子政策実施中。
といっても誰も彼もが子供は一人!というわけじゃなくて省ごとにルールが違います。
厳格に「一人だけ」と決まっているのは東海岸を中心とした都市周辺。
人手を必要とする農家や少数民族には適用されません。

またこの定めは何十項目にもわたる長い規則で、それがかかれた大判のポスターが人の集まるところ(食堂など)に張ってあります。
読んでみると「結婚は男23歳以上女20歳以上」とか「もし第一子が障害者だった場合4年後以降に第二子をもうけてよい」とか。

それでいてもやはりできてしまうと巨額の罰金を払わなければならないので戸籍のない子供がたくさんいるらしい。
そういう子はもちろん学校には行けません。
中国の人口は公称12億、実際は15億人とか。

インドも人口は増加の一途をたどっています。
政府は産児制限を呼びかけているけど強制力がないので,そんなの俺の知ったことか!とみんなポコポコ産んでしまいます。
ヒンズー教徒に聞くと「イスラム教の奴らが嫁を何人ももらって10人も20人も子供を産むから悪いんだ!」と言います。
人口で劣るムスリムが挽回しようと頑張っているんですかねえ。

現在人口10億のインド、このままだと50年後には20億人に達するとか。

トルコでのこと。
子供が10人いる家に居候していました。
その家は農家ではなく人手を必要としているわけでもないし、お金持ちというわけでもないので「10人もいたらお金がかかって大変ではないのか?」と聞くと「たくさん子供を作って、その中に一人でも優秀な人間ができればそれで家族全員を養うことができるからそれでいいのだ!」と・・・

「下手な鉄砲・・・」の原理ですね。